スカイリム地方にある七千階段からハイ・フロスガーまで点在している彫刻石版に刻まれている全文。

彫刻石版
標章1
人間の誕生以前は、ドラゴンがムンダス全土を支配していた。
彼らの言葉は声だったが、本当に必要な時しか話す事はなかった。
なぜなら声には空を覆い隠し、洪水を起こす力があったからだ。


標章2
人間が生まれ、ムンダス全土に散らばっていった
ドラゴンは地を這う人間たちを支配していた
その頃、人間は弱く、声を持っていなかった


標章3
その昔、人間の未熟な魂には強さがあった
声を持つドラゴンに立ち向かうことを恐れなかったのだ
しかし、ドラゴンはその方向で人間を圧倒し、悲漢させた

標章4
人間を哀れんだカイネはパーサーナックスのもとを訪れた
両者は人間に声を伝授した
そして人間とドラゴンとの間に争いをもたらすこととなった

標章5
アルドゥインを世界から追い出し、人間が勝利した
これにより人間の声の強さが証明された
しかし何倍もの犠牲を払う結果となった

標章6
凄まじい力で。天空の子供たちは勝利を収めた
剣と声を使って最初の帝国を建国した
そしてドラゴンはこの世界から姿を消した

標章7
レッドマウンテンの声の達人たちは身を潜めた
ユルゲン・ウィンドコーラーは7年の瞑想を始めた
強き声を打ち破る方法を理解するために

標章8
ユルゲン・ウィンドコーラーは沈黙を選び、戻ってきた
17人の論証者は声で彼を圧倒する事ができなかった
鎮静のユルゲンは自分の住まいを世界のノドに建てた

標章9
長い静寂の後、グレイビアードがある名前を口にした
タイバー・セプティム、その頃まだ青年だった彼がハイ・フロスガーに呼ばれた
彼は祝福された、ドヴァーキンと名付けられた

標章10
声は祈りである
内に秘められた道をたどれ
本当に必要な時にのみ言葉を発せよ